iconvコマンドは文字コード変換コマンドです.
名前は「International Codeset Conversion Library」に由来するそうです.
出典はwikipediaより
使い方
基本的にはfオプションとtオプションで入力元ファイルと出力先ファイルの円コーディングを指定して利用します.
例:
CP932でエンコーディングされたファイルをUTF-8に変換する.
(やりがちですが, 同じファイル名を指定するとうまくいかないので注意が必要)
iconv -f CP932 -t UTF-8 [変換元ファイル名] > [変換先ファイル名]
オプション
オプション | 説明 |
---|---|
-c | 変換できない文字を破棄します |
-f | 入力の文字コードを指定します |
-t | 出力の文字コードを指定します |
-l | サポートする文字コードの一覧を表示します |
-s | 変換時に問題が発生した際にエラーメッセージを抑止します |
cオプションを使えば変換できなかったときにも破棄して進むので無理にでもなんとかしたい場合は役に立ちます.
また,指定できる文字コードはしょっちゅう忘れるので(UTF-8なのかUTF8なのかとか)lオプションは個人的によく使います.