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ロールフォワード用

DBマイグレーションツール gooseを使う

データベースのマイグレーションツールで自分に合ったのを探していて, 割といいのを見つけたので使い方をメモしておく.

自分としては

  1. SQLで書ける
  2. 開発言語に依存しない
  3. 開発環境に依存しない
  4. テストデータ投入まで規約がある

を備えているのが欲しかった.

gooseは最後の以外は満たしているのでかなりいい感じ.

インストー

ここは定番で.

$ go get bitbucket.org/liamstask/goose/cmd/goose

ただし, Windowsの場合SQLiteを使うせいかビルドエラーになる.

$ go get bitbucket.org/liamstask/goose/cmd/goose
# bitbucket.org/liamstask/goose/cmd/goose
C:\Go\pkg\tool\windows_amd64\link.exe: running gcc failed: exit status 1
/usr/lib/gcc/x86_64-pc-msys/5.3.0/../../../../x86_64-pc-msys/bin/ld: -lmingwex が見つかりません
/usr/lib/gcc/x86_64-pc-msys/5.3.0/../../../../x86_64-pc-msys/bin/ld: -lmingw32 が見つかりません
/usr/lib/gcc/x86_64-pc-msys/5.3.0/../../../../x86_64-pc-msys/bin/ld: -lmingwex が見つかりません
/usr/lib/gcc/x86_64-pc-msys/5.3.0/../../../../x86_64-pc-msys/bin/ld: -lmingw32 が見つかりません
collect2: エラー: ld はステータス 1 で終了しました

ここで書いた時の現象と一緒だし, たぶんそう.

解決するにはTDM GCCを入れてコマンドプロンプトからgo getを実行しなおせばいい.

(MSYS2だと動作しないので注意.たぶんCygwinもじゃないかなぁ)

設定

何がともあれディレクトリを作ります. 名前はdbでないとダメなようで.(-pathオプションで変えられますが)

$ mkdir db

設定ファイルが必要になるが, 面倒なのでサンプルをコピーしてくる.

$ cd db/
$ cp $GOPATH/src/bitbucket.org/liamstask/goose/db-sample/dbconf.yml ./

後は接続先に合わせて変更する.

サンプルはPostgresだったので, ここではMySQLにしておく.
(mymysqlは誤植ではない, 使うgolangのドライバを明示的に指定している)

development:
    driver: mymysql
    open: [DB名]/[ユーザ名]/[パスワード]

MySQLにログインして, データベースも作っておきましょう.

> CREATE DATABASE demo;

接続確認のために状態確認する.

$ goose status
goose: status for environment 'development'
    Applied At                  Migration
    =======================================

使う

ここまで来るとかなり単純.

というか単純なものが欲しかったんだけど.

テーブルを作る(upする)

マイグレーションファイルを作るには以下のコマンドを使います.

$ goose create [テーブル名] sql

とりあえずUsersテーブルを作ってみる.

$ goose create users sql
goose: created C:\msys64\home\twinbird\dropbox\lab\sample\db\migrations\20170623171909_users.sql

出来たファイルを編集.

$ vi db/migrations/20170623171909_users.sql

こんなのが出来てます.シンプルでいいっすね.

-- +goose Up
-- SQL in section 'Up' is executed when this migration is applied


-- +goose Down
-- SQL section 'Down' is executed when this migration is rolled back

それぞれ編集します.

-- +goose Up
-- SQL in section 'Up' is executed when this migration is applied

CREATE TABLE users(
    id SERIAL,
    name varchar(20),
    email varchar(20)
);

-- +goose Down
-- SQL section 'Down' is executed when this migration is rolled back

DROP TABLE users;

いよいよ, マイグレーションしましょう.

$ goose up
goose: migrating db environment 'development', current version: 0, target: 20170623171909
OK    20170623171909_users.sql

うまくいきました.

戻す(downする)

そのままです.

$ goose down
goose: migrating db environment 'development', current version: 20170623171909, target: 0
OK    20170623171909_users.sql

バージョンを見る(dbversion)

バージョンはタイムスタンプそのままみたいですね.

$ goose dbversion
goose: dbversion 20170623171909

最新バージョンに上げ直す(redo)

過去のコミットまで戻った時は便利そうです.

$ goose redo
goose: migrating db environment 'development', current version: 20170623171909, target: 0
OK    20170623171909_users.sql
goose: migrating db environment 'development', current version: 0, target: 20170623171909
OK    20170623171909_users.sql

感想

自分が求めていたものが大体満たされていて非常に良い感じ.

自作しようかと思っていたけど, 作らなくてよかった.

ドキュメント読むとGo Migrationsってのもあるけど, これは使いそうにないなぁ.