WindowsでWSLを使っていると大体の人が不満に思うのは, 恐らくターミナルエミュレータだと思う.
タブも使えないし, tmux使うとなんかズレるし.
そこで良いターミナルエミュレータを探していたんだけど, vimにterminalが入った事を思い出した.
案外良いのではないかと.
bashを開く
kaoriya版のgVimであれば
:terminal
でターミナルを開いた後に,
> bash
とコマンドを打つだけでWSLのbashが立ち上がる. (ただし, Windows10のwindows10 2018 april updateが必要だが)
ちょっと余談
何故かvim本家のインストーラで入れたgVimだとbashが呼び出せなかった.
:terminalで起動したコマンドプロンプトでsystem32のフォルダへ移動してdirコマンドで確認してもbash.exeだけ不可視になっている.
本家のインストーラをずっと使っていたので, できればこちらを使いたいのだが, 理由がわからなくて諦めモード.
知ってる人いたらコメント欲しいです....
フォントを入れる
Rictyを使っています.
_gvimrcに以下を追加.
" フォント設定: "--------------------------------------------------------------------------- " Ricty12ポイント set guifont=Ricty_Diminished:h12:cSHIFTJIS:qDRAFT " 行間隔の設定 set linespace=1
ターミナルエミュレータの色を変える
これがわからなくて大変苦労した.
コマンドプロンプトのbashの色は個人的にはキツイので, なんとかして変えたい.
Ubuntuでの変え方は既に分かっているのだけど, gVim上ではどう設定するのかがわからない.
割と諦めモードだった時に以下の記事を見つけて救われた.
専用のターミナルカラー設定変数があるらしい.
以下は上記の記事からの勝手な引用.16要素あるので#RRGGBB 形式で設定するそうで.
let g:terminal_ansi_colors = [ \ "#0c0c0c", "#c50f1f", "#13a10e", "#c19c00", \ "#0037da", "#881798", "#3a96dd", "#cccccc", \ "#767676", "#e74856", "#16c60c", "#eadf84", \ "#3b78ff", "#b4009e", "#61d6d6", "#e8e8e8" \ ]
楽していい感じにしたい
色設定の方法はわかった.
しかし, 設定を作るのがだるい(怠け者).
誰か良い設定を作っていないかと徘徊を続けた所, gistに公開して下さっている方がいたので勝手に拝借した.
趣味が合う感じで良かったのでこのまま利用させてもらう事に.
キーマップを追加する
イチイチ長いので追加した.
特にホームに戻るのがめんどい.
" <Leader>ttで現在のウィンドウでWSL Bashを開く nnoremap <Leader>tt :terminal ++close ++curwin bash -c "cd; bash -l"<CR>
Leaderはこういう時便利だ.
特有の操作を少し覚える
:terminalはかなり良いのだが, 若干操作に癖がある.
バインド | 機能 |
---|---|
CTRL-W . | 端末内にCTRL-Wを送る |
CTRL-W CTRL-\ | 端末内にCTRL-\を送る |
CTRL-W N | 端末からノーマルモードへ戻る |
CTRL-W " {reg} | レジスタ {reg} の内容を貼り付け |
慣れなので大したことはない.
さらに詳細はドキュメントに載っている.
ここまででかなり良くなった.
しばらくこれで仕事してみる.