テストとかで使えると微妙に便利なmailコマンド。
インストール
mailコマンドって地味に便利だけど入っていない場合多いよね。
dnf install mailx
対話式で使う
起動するとこんなのが表示される
> 1 twinbird Mon Jul 3 16:48 61/3117 "test" U 2 twinbird Mon Jul 3 17:00 61/3178 "test mail" U 3 twinbird Mon Jul 3 17:29 61/3137 "test" &
左端が割と重要っぽい。
表示 | 意味 |
---|---|
> | カレントメッセージ(現在処理中のメッセージ) |
U | 未読 |
なし | 既読 |
* | 保管済み |
操作するにはコマンドを使う。
コマンド | 動作 |
---|---|
h | 一覧を表示 |
m | メール作成 |
p | カレントメッセージを表示 |
n | 次のメッセージを表示してカレントメッセージを移動 |
- | 直前のメッセージを表示してカレントメッセージを移動 |
[数値] | 指定番号のメッセージを表示 |
d | カレントメッセージを削除 |
d [数値] | 指定メッセージを削除 |
d [数値]-[数値] | 指定範囲のメッセージを削除 |
q | 変更を保存してmailコマンドを終了 |
x | 変更を保存せずmailコマンドを終了 |
削除はqでコマンドを終了したときに反映されるらしい。
非対話式で使う
こっちの方が使う気がする。
送信
mail [-s 件名] [-c CCアドレス] [-b BCCアドレス] TOアドレス
SMTP指定もできるらしいがこれは未検証。
mail -s 件名 -S smtp=smtp://SMTPサーバーIPアドレス:ポート番号 -r 送信元アドレス TOアドレス
本文を付ける場合は標準入力を与える。
echo [メール本文] | mail -s [件名] [宛先]
添付ファイルは-aオプションとファイルへのパスで与える
mail -a [添付ファイルのフルパス] -s [件名] [宛先]
メール一覧を表示
ヘッダー情報をサマリでくれるらしい。
mail -H